社員が集まる事務室や会議室はとにかく広めに、というのがオーナー様からのご希望でした。屋根にはソーラーパネルを設置したいというご意向もあり、構造計算を練りながら、専有面積の拡張を含めて何度も調整を行いました。オフィスはその企業のイメージや社員の士気にも反映される重要な要素です。オーナー様のご意向はもちろんのこと、当社設計士からもご提案させていただき、お客様がご納得のいくプラン作成を行っております。

地鎮祭の様子です。地鎮祭を簡易的に執り行う建設会社もありますが、ニイノでは神主さんへ依頼し、お祓いや地鎮の儀など一式行います。その土地の氏神様にご挨拶をし、工事の安全や繫栄を祈願します。

向かって右側にある3階の窓は、非常用の進入口兼避難用の窓となっています。取手が付いていたりと形状が特殊な窓ですが、なるべく違和感がないように他の窓のデザインを合わせ、調和するようにしています。また、自動ドアの上部の出っ張りは、室内階段が入っています（後述）。

2階の階段部分です。「従業員のほか、事務所へお越しになるお客様も使用することがあるから」というご要望のもと、1階～2階部分の階段は通常より横幅を広く取っております。2階以上の階段を外壁から、わずかにせり出したデザインにすることで、建物前面の駐車場スペースに1台でも多く駐車できるようにしました。

会議室の内装です。出窓や壁の一部にはアクセントクロスが貼られ、事務所ながらも堅すぎない雰囲気に仕上げました。出窓は、床から天井にかけて一部の壁を外側に下げています。出窓一面の壁を下げることで、今後デスクを置いても広くスペースを使用することが可能です。

屋根には、ソーラーパネルが設置されています。設置方法によって屋根の構造計算が変わりますが、その物件にとって最も良い方法を取り入れております。