"世界の箱根"という玄関口として
建物でも"箱根"というイメージを演出
金融機関という少し固いイメージを払拭し、
誰でも入店しやすい店舗づくりを計画
和✖モダンをコンセプトとし、
時代に左右されないデザインを採用
観光エリアという点も加味し、
建物デザインでも お・も・て・な・し
建物で街の価値を高める具体例
さがみ信用金庫 湯本支店様の新築計画です。
2021年9月に着工し、2022年10月完成
箱根湯本駅から徒歩 3 分の箱根山方面に位置し、箱根に来た際は必ず
通る立地のため、視認性や注目度も人一倍です。
地元の方はもちろん、観光で訪れた方に対しても"箱根らしさ"を
楽しんでいただける、そんなデザインと空間を演出しました。
Concept
温泉地として、観光地として、そして世界へ発信力のある箱根町ということで、直接的に観光で訪れた方などと関わることがない金融機関ですが、建物を通じて街の雰囲気からおもてなしをすることは可能だという考えの下計画しました。自然が多いこの箱根町での計画は、SDGsを考慮した計画も必須だっため、寄木や太陽光なども採用。 そして、この建物が完成したことで、近隣で建替えをしようとしたお客様が「私も箱根っぽい建物にして、訪れる人に建物を通じて"箱根感のおもてなし”をしたい」と想って頂けると非常に嬉しいです。 ※完成前イメージCGパース
Image Montage
計画地にモンタージュ(CGパースを組み込んだ)の様子です。 お客様に対し、よりイメージしやすいようにより具体的なご提案をしました。
Design
世界に名が通用する日本の観光名称"HAKONE"の玄関口である箱根湯本駅より徒歩約3分に位置する当支店を、"建物でも おもてなしをする"もコンセプトに金融機関という厳かなイメージと入店しやすいように柔らかいイメージもかけ備えたエントランスと外観を演出し、 建物発信で街の価値を高められるようにと、お客様のご要望もあり各フロアの屋根には瓦も採用しました。
Entrance
安心して中の様子がわかるように1階エントランス部分はガラス張りとしました。また、移動手段は車がメインのエリアということもあり、1階にはお客様専用駐車場を設けた計画としました。
Entrance
室内から見たエントランスの様子です。 入口には箱根の伝統芸品である"寄木細工"を使用したエントランスルーバーでお客様を優しくお出迎えするのと同時に、歩道を歩く観光客には箱根の伝統芸品を味わっていただけるように外からも見えるように計画しました。
Steel Stairs
2階にロビーと営業店舗があります。 2階に上る際に利用する鉄骨階段は、木や木目調の素材をたくさん使用している室内に対して、全体的に木目の柔らかい印象をもたせつつも、鉄骨階段のシャープな印象を与えるように工夫しました。
Lobby
まずは、働く従業員の方々イキイキとそして楽しく、明るく働かなくては、いい接客はできません。そんな従業員の方々が明るく働けるようなデザインを採用しました。もちろん、お客様も安心してゆったりとお待ちになられたり、落ち着いた気持ちで相談できるような空間をデザインしました。
Conference room
会議室の様子です。 社員や支店同志の会議や打合わせはもちろん、地域の方々向けの相談事やセミナーも開催できるように大きな会議室としつつ、使い方の幅が広がるようにするため、部屋の中央を間仕切れるように、可動間仕切りも採用して使い方の幅をもたせました。
YOSEGIZAIKU
箱根の伝統芸品である箱根細工も各処に採用することで、お客様や観光客の方々に対しても、"箱根らしさ"を感じていただけるようにしました。
Photo gallery
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